「複線ドリフト」
頭文字Dや電車でDを知らない人でもこの言葉自体は知ってるのではないでしょうか
このパワーワードは電車でDという同人誌が元ネタ、しかもゲーム化までしている人気シリーズなのですが
実はそのゲーム版は現在もダウンロードして実際に遊べます!
今回はその一作目「電車でD LightningStage」のダウンロード手順と具体的にどのようなゲームなのかを教えますね
PCゲームはコントローラーを使うと遊びやすいです!
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電車でD LightningStageをダウンロードする手順
ダウンロード可能なサイト・サービス
電車でD公式サイト(体験版のみ)
メロンブックス
DLサイト
その他ダウンロードサイトなど

でもいつかはコミケで売ってたパッケージ版がほしい

あー最新作でたら欲しいっすね

いや起動すんのめんどくさそう
プレイ環境や必要な準備
Windowsで遊べます。一応MacBookでも遊べるみたいです
「d3dx9_37.dllが見つからなかったため、このアプリケーションを開始出来ませんでした。」
というエラーが出た場合「DirectX エンド ユーザー ランタイム Web インストーラ」を別にダウンロードする必要があります
私の場合表示されたのでこれをダウンロードしたら無事に起動できました
電車でDとは?
同人サークル[◯急電鉄]さん発行の同人誌シリーズです
ストーリー・あらすじ
本作は漫画[頭文字D]の二次創作作品であり、ストーリーもこの原作と同じように進んでいきます
頭文字Dとは
しげの秀一さん連載のレース漫画
舞台は夜の峠。を舞台に主人公藤原拓海が全国の走り屋たちと公道バトルを繰り広げます
日々の豆腐の配達によって培われたドラテクは全国の走り屋相手にどこまで通用するのか!…というのが原作の見どころです
本作の見どころ
前述した通り本作は原作、頭文字Dに準えて物語が進みます
がしかし、本作の舞台は峠ではなく鉄道。
本来車のところが全て電車に置き換わってます

原作の事故がシャレにならないことになってるの好き
原作との違い
登場人物
登場人物はほとんど同じですが設定が大きく異なります
藤原拓海
主人公。実家は豆腐屋から模型屋になっている
性格も概ね原作と同じだがたまに人格が変わる(タクミさん)
使用車種AE86→阪急2000系
テンガチャヤって何ですか?
高橋啓介
複線ドリフト‼︎を言った人。神戸線レッドサンズのNo.2
プロD編からは原作同様ヒルクライム担当
使用車種FD3S→阪急8200系
コンニチワ ボク ケ~スケクン!
高橋涼介
原作同様冷静で頭のキレるクールキャラ
かと思ったら中盤からネタキャラになった変な人
使用車種FC3S→阪急7000系
20000といえば南海ズームカー
作中の用語

他にも山手線をサーキットって言ったりするよ
神戸線レッドサンズ
高橋兄弟の所属する走り屋チーム。(原作は赤城レッドサンズ)
藤原模型店
藤原文太が経営する模型店。(原作は藤原豆腐店)
タクミさん
藤原拓海の裏人格。
なぜかセクシーコマンドー外伝のマサルさんみたいになる
マスコンワーク
マスコンは自動車でいうハンドル兼シフトレバーみたいなやつ
つまりハンドル捌き……的なことだと思う
フルノッチ
最大出力。
複線ドリフトとは
前輪を複線に乗せて車体を複線に跨がせることで通常よりも速い速度でコーナーを通過するテクニック。現実でやったら新聞一面を飾ることは言うまでもない

よくよく考えると…ドリフトなんかこれ?
複線ドリフトを応用したテクニック
意外と知られていないが応用技や派生技が結構あったりする。でもやっぱり実現不可能
後輪複線ドリフト
立ち上がり重視の複線ドリフト
前輪の代わりに後輪を複線に跨がせる
片輪ドリフト
片方の車輪をもう片方のレールに乗せることで単線でのドリフトを可能にした技
その他のテクニック
ライトニングフルノッチ
一瞬だけブレーキを掛けることで重心を先頭に移して加速を得る技
土讃線スペシャルライン
原作でいう「掟破りの地元走り」
本作では掟を破りすぎて銀河鉄道みたいになってる

実はこの土讃線スペシャルが電車でDを知るきっかけだったりして
ゲーム版「電車でD LightningStage」とは
同人サークル「地主一派」さんが制作している電車でDゲームシリーズの一作目
ジャンル・ゲーム性
パッケージ曰く「Windows用3D電車バトルゲーム」
鉄道が舞台のレースゲームです、相手よりも先にゴールにたどり着いた方の勝ち。
当然電車を操作します、つまり線路を走るのでハンドル操作はありません。基本的加減速の操作だけです
加速し過ぎるとコーナーで脱線するので脱線しないギリギリの速度でコーナーを抜けていく……というのが本作の概要
「電車でGO」との違い
当然ですが、全然ちがいます。
電車でDは各駅に停車しますが電車でDは停車しません。フルノッチ(最大出力)で通過します
電車でDには非常ブレーキで減点とかもありません、乗客の安全とか気にする人はいません。
そもそも電車でGOはバトルしません
ドラマティックモード(ストーリーモード)

実質このモードしかまともに遊んでない
本作のメインモード。ステージセレクトは原作の同人誌の見た目になっており、原作のストーリーを追体験できます
原作の1話から4話までとおまけ(plus話・拓ちゃんの電車バトル教室・総集編)が収録されています
しかもバトル前後には原作のページを一部フルボイスで聞くことができます
原作同様のアクションをするとカットインやセリフなどのイベントが入ります。中には出さないとクリアできないイベントもあるので積極的に狙いましょう
収録されたエピソード
第一話
神戸線レッドサンズの高橋啓介とのバトル
チュートリアル的ステージで、中津から梅田の右カーブでは
「複線ドリフト!!」が聴けます
plus話
覆面運転士とのバトル
コースのほとんどが直線だが脱線しやすい&脱線したらほぼ負けが確定なので結構難しい
コーナーで片輪走行をしておけばかなり楽にクリアできるがストーリー性を重要視して片輪走行を使わないのであれば脱線ポイントをしっかり覚えよう

大山崎コークスクリューの語感良き。
~以下、ブレーキングポイント~
新幹線がいやにトロいイベントの次のカットイン辺り
ここでミスると「ここまでは上出来」が煽られたみたいになる、ちょっと腹が立ったままリスタートするはめになるので絶対にブレーキングor片輪走行で抜けよう
やおい同人誌のネタにされる辺り
とくに茂木なつきに恨みはないけど彼女の声を聞きながらのリスタートはなんか癪なので絶対にブレーキングor片輪走行で抜けよう
ちなみにレース序盤の「突っ込みすぎるなよ」は噓。全開でOK
第二話
中里毅とのバトル
板金要素は残念ながら無い
台車爆発イベントによる決着なのでイベントが起こせるようにコース中盤辺りからしっかり追いつかなければならない。
中里は「外から」と連呼するが何が外からなのだろうか…
第三話
庄司慎吾とのバトル
併用軌道ゾーンはかなり脱線しやすくなるので複線ドリフトやブレーキを心掛けよう
「ゴミ捨て場」「地雷原」「女子更衣室」「コミケ徹夜組」ゾーンのわちゃわちゃ感めっちゃ好きだがわちゃわちゃしてるだけでほぼ直線とかわらない
あと途中で専用軌道区間に入るがそこも別の意味でわちゃわちゃしてるので遊んでいて楽しい。ただし脱線には要注意

ゴミ捨て場~コミケ徹夜組が気になるやつは買えばわからないよ
原作同様車にぶつかった反動での複線ドリフトも再現されている…細かすぎる…
というか原作の原作(頭文字D)の公式ゲームより余裕で原作再現度高くないか…これ
第4話
高橋涼介とのバトル
メインストーリーのラストバトル
クリアに必須のイベントが多く単純に敵も速いためかなりの強敵。
~以下必須イベント~
石橋場内
非常ブレーキなどで石橋を抜ける前に涼介に抜かれる
石橋での条件を満たしていれば服部直前で涼介の7000系が減速する。(しなければリスタート案件)「加減速のレスポンスが急激に悪く…」というセリフが出れば成功の証
(直前に涼介がオーバースピードだと指摘するがゲーム的には全開で抜けられてしまうためかなり分かりにくい)
中津手前
神戸線を使ってのドリフト。すると勝ち確演出みたいなのが流れるのでそのまま梅田駅まで突っ込むと勝利!
ちなみに勝ち確演出っぽいだけで油断すると普通に自走不能になったり抜かれたりするので注意
あと神戸線にドリフトし続けると銀河鉄道できる。試してみよう!
拓ちゃんの電車バトル教室
一応高橋啓介とのバトル
チョメチョメD的な走りになる。
ちなみに内容は第一話とほぼほぼ一緒
但しやたらと演出が激しいのでこっちの方が難しい
総集編

くりあできまてんでちた
ラスボス、”アイツ”とのバトル
原作でも最強のあの親父がこっちでも出てきちゃった
しかも十三過ぎた辺りでターボとか使いはじめる、そこからはどう足掻いても勝てる気がしない。
まあ一応ゴリ押しでブロッキングしたら楽に勝てた…けどこれで勝ったと胸を張れるほどプライドは捨てていない、だが本気でやって勝てるほど実力もない
よって今回は…引き分けってことにしときます。
コンピュータの挙動
複線ドリフトをほとんど使ってこない。
またイベントを起こしているか否かで大きく挙動が変わることが多い
原作ストーリーになぞらえるようプレイヤーに合わせて加速する。場合によっては減速もしてくれるがこちらが減速した分減速してくれたりはしない
余談だがこの加速を利用して相手車両の前に出ることで相手にぶつかりながら加速し続ける裏ワザがある
バトルモード
画面共有で遊びたい人はPC用コントローラーがオススメ!
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対人モード。一応1人でも遊べるがコンピュータとの対戦はできないのでほとんど二人用に作られているっぽい
おそらくPC用のコントローラーがあれば遊べるのだが残念ながらキーボード操作しか使わないストロングタイプなのでそんなものが家にあるはずもなく未だにちゃんと遊んだことはない
(一応ごり押しで対戦自体はできるがキーの割り当てが無茶苦茶なのでまともに遊べない…)
そんなわけで実はほとんど遊べていないモードなのだ!

ともだちが居ないから~なんてベタな理由ではないよたぶん
オンライン対戦
メロンブックスなどで「電車でD プロフェッショナル仕様」(770円)
をダウンロードすることでオンライン対戦が可能になります
テクニック・裏技
ゲーム内での複線ドリフト
本作では基本の複線ドリフトのみ使用可能です
デフォルトではA・Mキーで発動。謎原理でヌルッと動く
脱線or片輪走行状態で加速する本作の仕様上使いすぎると逆に遅くなるのでフルノッチで抜けられないコーナーでのみ発動しよう
当然だが単線では発動できない。また障害物などのある場所で発動すると場合によっては一発で自走不能になるので気を付けること
複線でも相手と並んでいる場合相手車両にぶつかってしまうので複線ドリフトはつかえない…
ように見えて実はぶつかりまくれば脱線せずにコーナーを曲がれたりする

どうせみんなこれが見たかったんだろう?
BGM・ユーロビート
本作の魅力の一つがBGM。ドラマティックモードでは各ステージ毎に流れます
しかもちゃんとユーロビート!絶妙に変な歌詞だったりしてクセになります
特に「架空 ~Going my way」~と「Missin」がお気に入り
後のシリーズ・続編
ゲームシリーズは2025年9月現在で5作品出ています
今回紹介した電車でD LightningStageは第一作目です
~以下現在出ている作品~
LightningStage(本作)
BurningStage
ClimaxStage
RisingStage
ShiningStage
また新たに「頭文字D GleamingStage」が製作中とのこと。楽しみですね
実際に遊んだ感想
良い点
原作愛が凄い…
複線ドリフトのバカバカしさもよく再現されている
こういう漫画をそのまま演出にするやつもっと広まれ!
難易度も絶妙で第四話(高橋涼介戦)はかなり苦戦した
というか結局クリア方法がわからなくて攻略見た、負けた…。
あとやっぱりBGMがいい、最近のSpotify大体コレ流してるもん
オープニングの曲も映像もバカバカしくて良い。サントラ買おっかな…
気になる点
ゲーム性は少し気になる
操作がシンプル故にブレーキングポイントさえ知ってしまえばそこ以外暇になる
レースゲームというより覚えゲーなのでコレジャナイ感
あとボリュームもっと欲しい…値段は安いけどやっぱりちょっと寂しい
コース数も3つしか無いし、ドラマティックモードではほとんど宝塚線しか走らないからなあ…
まあストーリー的に仕方ないんだけど
せめて同じ宝塚線の逆走ルートも走れるようにしてほしかった
というか単純に二次創作ゲームは原作を知ってる人じゃないと勧めずらいのがなあ…
まとめ:「電車でD LightningStage」ってどんなゲーム?
複線ドリフトの元ネタにあたる同人誌シリーズ「電車でD」のゲーム版
ゲームとしてはちょっと物足りないけど物凄い原作愛とイカしたユーロビートが特徴の
バカゲーに見せかけた鉄道レースゲーム
気軽に脱線したい人
ちょっとコミカルでシュールなレースゲームが遊びたい人
操作が単純なレースゲームを探している人
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見開きいっぱいのドリフト描写は圧巻です…!
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